按分割合の相場まとめ|他のフリーランスはどれくらいにしてる?
「按分割合って、みんなどれくらいにしてるんだろう?」これ、フリーランスなら一度は思ったことがあるはずです。
この記事では、フリーランスの按分割合の相場を項目別にまとめました。あくまで目安ですが、自分の設定と比較してみてください。
按分割合の相場一覧
先に結論をお伝えします。
| 項目 | 相場 | 備考 | |------|------|------| | 家賃 | 25〜50% | 専用部屋があれば高め | | 電気代 | 25〜40% | 在宅メインなら高め | | 携帯電話代 | 50〜70% | 仕事利用が多ければ高め | | インターネット | 40〜60% | エンジニア・デザイナーは高め | | 車(ガソリン等) | 30〜50% | 営業職は高め | | 水道代 | 10〜30% | 自宅サロン等は高め | | ガス代 | 10〜20% | 仕事で使うケースは限定的 |
これはあくまで一般的な目安です。重要なのは「相場に合わせる」ことではなく、「自分の実態に合った割合にする」ことです。
家賃の按分割合
専用の仕事部屋がある場合: 25〜40%
2LDKの1部屋を仕事部屋にしているケースです。部屋の面積比で計算するのが一般的で、25〜40%になることが多いです。
ワンルームの場合: 20〜30%
ワンルームは全体が生活空間なので、面積比だと低くなりがちです。時間比を使えば30%前後まで上げられることもあります。
自宅の大部分を仕事で使う場合: 40〜50%
カメラマンのスタジオや、在庫を保管するスペースがある場合です。50%を超える場合は、しっかりした根拠が求められます。
電気代の按分割合
在宅フリーランスの電気代按分は25〜40%が多いです。エアコンをフル稼働させる夏冬でも、按分割合自体は年間一定にするのが普通です。
PCやモニターの消費電力だけで計算すると10%以下になることもあります。部屋の照明やエアコンなど、仕事中に使う電力も含めて考えましょう。
携帯電話代の按分割合
携帯は仕事とプライベートの境目が曖昧なので、50〜70%と幅広いです。
クライアントとの電話が多い営業系フリーランスなら70%。Web系で電話をほとんど使わないなら50%が目安です。2台持ちで仕事用を分けている場合は、仕事用を100%経費にできます。
インターネット回線の按分割合
IT系フリーランスは常時ネットを使うので50〜60%が一般的です。ライターやデザイナーなど、ネットが必須の職種も同様です。
対面の仕事がメインで、たまにメールチェックに使う程度なら30〜40%が妥当でしょう。
車の按分割合
車は走行距離で按分するのがベストです。営業や配達で車を使う方は40〜50%になることもあります。
注意点として、通勤は経費になりません。自宅から取引先への移動は経費ですが、自宅から事務所(別の場所に借りている場合)への移動は通勤扱いです。
按分割合が高すぎると指摘される?
「高い按分割合は税務署に指摘される」とよく言われますが、これは半分正解で半分間違いです。
根拠があれば高い割合でも認められます。逆に、根拠がなければ低い割合でも指摘される可能性はあります。
ただし現実的には、按分割合が80%を超えると質問される確率は上がります。特に家賃の按分が高い場合は注意が必要です。
相場と自分の割合が大きくずれている場合
相場より高い場合は、根拠を改めて確認しましょう。計算が間違っていなければ問題ありません。
相場より低い場合は、経費の計上漏れかもしれません。按分の計算方法を見直すと、もう少し高い割合にできるケースもあります。
まとめ
按分割合に「正解」はありません。大事なのは自分の実態に基づいた合理的な計算と、その根拠を残すことです。相場は参考程度にとどめましょう。
フリーフリーなら、各費用の按分割合を一覧で管理でき、いつでも見直しが可能です。設定した根拠もメモとして残せるので、申告時に安心です。