freeeで減価償却を設定する方法|固定資産の登録から仕訳まで
減価償却、やっていますか?
パソコンやカメラ、車など、高額なものを買った時。freeeに経費として登録しただけで終わっていませんか。
10万円以上のものは、原則として一括で経費にできません。「減価償却」という仕組みで、数年に分けて経費にします。
面倒に見えますが、freeeなら設定さえすれば自動計算してくれます。
減価償却が必要な資産の基準
10万円未満
そのまま経費にできます。「消耗品費」で処理すればOK。減価償却は不要です。
10万円以上20万円未満
3つの選択肢があります。
- 一括償却資産:3年で均等に償却(3分の1ずつ)
- 少額減価償却資産の特例:全額をその年の経費に(青色申告・年間300万円まで)
- 通常の減価償却:耐用年数に応じて償却
青色申告している個人事業主なら、特例で一括経費にするのが最も節税効果が高いです。
20万円以上
通常の減価償却が必要です。耐用年数に応じて毎年経費にします。青色申告で30万円未満なら少額減価償却資産の特例も使えます。
耐用年数の調べ方
国税庁の「耐用年数表」で調べます。よく使うものの耐用年数はこちら。
- パソコン:4年
- スマートフォン:4年(10万円超の場合)
- カメラ:5年
- 事務机・椅子:8年(金属製)、5年(その他)
- エアコン:6年
- 自動車(普通車):6年
- 自動車(軽自動車):4年
- ソフトウェア:3年(自社利用)または5年(市販品)
freeeでの設定手順
ステップ1:固定資産台帳に登録
- 「確定申告」→「固定資産台帳」を開く
- 「固定資産を追加」をクリック
- 以下の情報を入力
- 資産名(例:MacBook Pro)
- 取得日(購入日)
- 取得価額(税込の購入金額)
- 耐用年数
- 償却方法(定額法が一般的)
- 事業利用割合(100%でなければ按分)
- 保存
ステップ2:購入時の取引を登録
固定資産を購入した日の取引を登録します。
- 勘定科目:「工具器具備品」などの資産科目
- 金額:取得価額
- 口座:実際に支払った口座
注意:ここで「消耗品費」にしてしまうと、全額経費計上になってしまいます。
ステップ3:減価償却費の自動計算
固定資産台帳に登録すると、freeeが自動で減価償却費を計算します。
決算時に「確定申告」メニューを開くと、減価償却費が自動で仕訳されます。
少額減価償却資産の特例を使う場合
青色申告の個人事業主は、30万円未満の資産を全額その年の経費にできます。
freeeでの設定:
- 固定資産台帳で資産を追加
- 償却方法で「少額減価償却資産の特例」を選択
- その年の経費として全額計上される
年間合計300万円までという上限があるので注意してください。
よくある間違い
購入費を全額「消耗品費」にしてしまう
10万円以上の資産を消耗品費で処理すると、税務調査で指摘されます。
取得価額に付随費用を含めていない
送料や設置費用も取得価額に含めます。例えば、エアコン本体15万円+設置工事3万円なら、取得価額は18万円です。
プライベート利用分を100%経費にする
事業とプライベートの両方で使うものは、事業利用割合を設定して按分します。
まとめ
- 10万円以上の資産は減価償却が必要
- 30万円未満は青色申告の特例で一括経費にできる
- freeeの固定資産台帳に登録すれば自動計算
- 勘定科目は資産科目(消耗品費にしない)
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