freeeの初期設定を完全解説|登録後すぐやるべき5ステップ
freeeに登録したものの、「何から設定すればいいかわからない」と感じていませんか?
初期設定を正しく済ませておくと、日々の経理作業がぐっとラクになります。逆に設定が不十分だと、あとから修正が必要になり二度手間です。
この記事では、freee登録後にすぐやるべき5つのステップを順番に解説します。
ステップ1:事業所の基本情報を入力する
freeeにログインしたら、最初に事業所の基本情報を設定しましょう。
設定画面は「設定」→「事業所の設定」から開けます。入力する項目は以下のとおりです。
- 事業所名:屋号がある場合は屋号を入力します
- 業種:該当する業種を選択します
- 住所:事業所の所在地を入力します
- 会計期間:個人事業主なら1月〜12月です
- 申告区分:青色申告か白色申告かを選びます
特に重要なのが申告区分です。青色申告を選ぶと、65万円の特別控除を受けるための帳簿が自動で作成されます。開業届と一緒に青色申告承認申請書を出している方は、必ず「青色申告」を選択してください。
ステップ2:銀行口座・クレジットカードを連携する
freeeの最大の強みは、銀行口座やクレジットカードと連携して取引を自動で取り込めることです。
「設定」→「口座を管理」から連携設定ができます。事業用の口座とカードをすべて登録しましょう。
連携するメリットは3つあります。
- 入出金データが自動で取り込まれる
- 手入力の手間が大幅に減る
- 入力ミスを防げる
プライベートと共用の口座でも連携は可能です。事業に関係ない取引は「プライベート」として処理すればOKです。
口座連携の詳しい手順は、別記事「freeeの銀行口座連携のやり方」で解説しています。
ステップ3:開始残高を設定する
開始残高とは、freeeで記帳を始める時点での各口座の残高のことです。
これを正しく設定しないと、帳簿上の残高と実際の残高がずれてしまいます。
設定方法は「設定」→「開始残高の設定」から行います。
- 銀行口座:開始日時点の残高を入力します
- 現金:手元にある事業用現金の金額を入力します
- クレジットカード:未払い残高がある場合に入力します
開業初年度であれば、開始残高は0円で問題ありません。2年目以降にfreeeを導入する場合は、前年の確定申告書の貸借対照表を参考に入力しましょう。
ステップ4:勘定科目をカスタマイズする
freeeにはあらかじめ基本的な勘定科目(経費の分類項目)が用意されています。
多くの場合、デフォルトのままで問題ありません。ただし、業種によっては科目を追加したほうが便利です。
たとえば、以下のような科目を追加するケースがあります。
- 取材費:ライターやジャーナリストの方
- 撮影費:カメラマンやYouTuberの方
- 材料費:ハンドメイド作家の方
勘定科目の追加は「設定」→「勘定科目の設定」から行えます。あまり細かく分けすぎると管理が煩雑になるので、必要最低限にとどめるのがコツです。
勘定科目の基本については「freee勘定科目ガイド」もあわせてご覧ください。
ステップ5:自動登録ルールを設定する
freeeには「自動で経理」という機能があります。銀行やカードから取り込んだ取引を、AIが自動で勘定科目を推測してくれる機能です。
さらに便利なのが自動登録ルールです。これは「特定のキーワードが含まれる取引は、自動で○○の科目に登録する」というルールを事前に設定できる機能です。
たとえば、以下のようなルールを作れます。
- 「Amazon」を含む取引 → 消耗品費として自動登録
- 「さくらインターネット」を含む取引 → 通信費として自動登録
- 「Suica」を含む取引 → 旅費交通費として自動登録
最初は手動で仕訳をしながら、よく出てくるパターンをルール化していきましょう。1〜2ヶ月もすれば、ほとんどの取引が自動で処理されるようになります。
初期設定でよくある失敗
初期設定でありがちな失敗も紹介しておきます。
1. 申告区分を間違える 白色と青色では帳簿の形式が変わります。あとから切り替えると修正が必要になるので、最初に正しく設定しましょう。
2. 開始残高を設定しない 設定を忘れると、帳簿上の残高がマイナスになったり、実際の残高と合わなくなります。
3. プライベート口座を連携しない 事業とプライベートで口座を分けていない方は、共用口座も連携しましょう。連携しないと、事業の入出金を手入力する必要があります。
まとめ
freee登録後にやるべき5ステップをまとめます。
- 事業所の基本情報を入力する
- 銀行口座・クレジットカードを連携する
- 開始残高を設定する
- 勘定科目をカスタマイズする
- 自動登録ルールを設定する
この5つを済ませれば、日々の経理はほぼ自動化できます。初期設定は少し面倒に感じますが、最初にしっかり整えておくことで、確定申告まで効率よく進められます。
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