freeeのタグ・メモタグ・部門の違いと使い分け
タグが多すぎて混乱する
freeeには「タグ」「メモタグ」「部門」と、取引に付けられるラベルが複数あります。
「何が違うの?」「どれを使えばいいの?」と困っている方、多いのではないでしょうか。
結論から言うと、それぞれ役割が異なります。正しく使い分ければ、帳簿の分析がぐっとラクになります。
3つのタグの違い
タグ(取引先タグ・品目タグ)
freeeの標準機能として用意されているタグです。
- 取引先タグ:その取引の相手先(例:Amazon、楽天、A社)
- 品目タグ:取引の内容分類(例:交通費、通信費、広告宣伝費)
取引先タグを付けておくと、「A社との取引合計」をすぐ集計できます。確定申告の資料作りにも便利です。
メモタグ
自由に作成できるラベルです。freee標準のタグでは分類できないものを管理するために使います。
例:
- プロジェクト名(「案件A」「案件B」)
- 用途(「営業用」「管理用」)
- 補足情報(「領収書あり」「要確認」)
メモタグは複数付けられるので、多角的な分類が可能です。
部門
事業の部門・事業所・店舗ごとに分類するためのタグです。
例:
- 東京本社 / 大阪支社
- EC事業部 / 実店舗事業部
- A店 / B店
部門ごとの損益を見たい場合に使います。個人事業主で1つの事業しかやっていない場合は、使わなくてOKです。
使い分けの具体例
フリーランスのWebデザイナーの場合
- 取引先タグ:A社、B社、C社(クライアント名)
- 品目タグ:デザイン報酬、コーディング報酬
- メモタグ:LP案件、コーポレートサイト案件
- 部門:使わない
こうしておけば、「A社のLP案件でいくら売り上げたか」がすぐにわかります。
複数店舗を運営する飲食店の場合
- 取引先タグ:仕入先名(食材卸A、酒屋B)
- 品目タグ:食材仕入、ドリンク仕入、備品
- メモタグ:特記事項
- 部門:渋谷店、新宿店
部門ごとに損益計算書を出せるので、店舗別の収益性がわかります。
freeeでの設定方法
タグの設定
- 「設定」→「タグ」を開く
- 「取引先」または「品目」タブを選択
- 「追加」をクリックしてタグ名を入力
- 保存
メモタグの設定
- 取引の登録画面を開く
- 「メモタグ」欄に直接入力
- 新しいメモタグを入力するとそのまま作成される
部門の設定
- 「設定」→「部門」を開く
- 「部門を追加」をクリック
- 部門名を入力して保存
タグを使うメリット
確定申告が楽になる
取引先ごとの支払い合計をすぐ出せるので、支払調書との照合が簡単です。
経営判断に使える
「どの取引先が一番売上が大きいか」「どのプロジェクトが利益率が高いか」を分析できます。
税理士に見せる資料が整う
タグで分類された帳簿は、税理士が見てもわかりやすいです。質問のやり取りが減ります。
よくある失敗
タグを細かく作りすぎる
最初は必要最小限にしましょう。後からいつでも追加できます。管理が複雑になると、タグ付けが面倒になって使わなくなります。
付け忘れが多い
自動登録ルールにタグを含めると、同期取引に自動でタグが付きます。
まとめ
- 取引先タグ:相手先の管理
- メモタグ:自由な分類
- 部門:事業部門・店舗の管理
- 使い分ければ分析が格段に楽になる
フリーフリーなら、AIが取引内容を分析してタグを自動付与します。取引先名の揺れ(「Amazon」「アマゾン」「AMAZON」)も自動統合するので、手動でのタグ管理が不要になります。