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売掛金とは?freeeでの管理方法と未回収を防ぐコツ

売掛金って何?なぜ管理が必要?

売掛金(うりかけきん)とは、商品やサービスを提供したけれど、まだ代金を受け取っていない状態のお金のことです。

たとえば、フリーランスのWebデザイナーが3月にサイト制作を納品し、支払いは翌月末の場合。この「まだもらっていない30万円」が売掛金です。

売掛金の管理を怠ると、以下の問題が起きます。

  • 入金漏れに気づかない:請求したのに振り込まれていないことを見逃す
  • キャッシュフローが悪化:帳簿上は黒字なのに手元にお金がない
  • 確定申告で困る:売上の計上時期がずれて正しい申告ができない

売掛金の仕訳を理解する

売掛金に関する仕訳は、基本的に2回発生します。

1回目:売上を計上するとき(発生時)

サービスを提供した時点で売上を計上します。

| 借方 | 貸方 | |------|------| | 売掛金 300,000円 | 売上 300,000円 |

「代金はまだもらっていないけど、売上は発生した」という記録です。

2回目:入金があったとき(回収時)

銀行口座に振り込まれたときに、売掛金を消します。

| 借方 | 貸方 | |------|------| | 普通預金 300,000円 | 売掛金 300,000円 |

この2回の仕訳で、売掛金の「発生」と「回収」が記録されます。

freeeでの売掛金管理方法

freeeでは、売掛金の管理が比較的かんたんにできます。

方法1:請求書機能を使う(おすすめ)

freeeで請求書を作成すると、自動で売掛金の仕訳が生成されます。入金があれば消込(後述)するだけなので、手入力は最小限です。

方法2:手動で取引登録する

請求書を使わない場合は、手動で取引を登録します。

  1. 「取引」→「取引を登録」を開く
  2. 「収入」を選択
  3. 勘定科目を「売掛金」に設定
  4. 「決済」を「未決済」にする
  5. 取引先・金額・日付を入力して保存

未決済にすることで、売掛金として計上されます。

方法3:レポートで残高を確認する

「レポート」→「残高試算表」で、売掛金の残高をいつでも確認できます。取引先別の内訳も表示されるので、誰からいくら入金待ちかがひと目でわかります。

入金消込の手順

売掛金の管理で最も重要なのが「消込」です。入金があったときに、対応する売掛金を消す作業のことです。

freeeでの消込手順

  1. 銀行口座を連携していれば、入金明細が自動で取り込まれる
  2. 「自動で経理」画面に、未処理の入金が表示される
  3. freeeが「この請求書の入金では?」と推測を提案してくれる
  4. 正しければ「登録」をクリックして消込完了

手動で消込する場合は、取引一覧から該当の売掛金を選び、「決済を登録」から入金情報を入力します。

未回収を防ぐ5つのコツ

コツ1:支払期限を明確にする

請求書に支払期限を必ず記載しましょう。「翌月末払い」などの口約束だけでは、ずるずる遅れることがあります。

コツ2:月末に未入金チェックをする

月末に売掛金の残高を確認する習慣をつけましょう。freeeの残高試算表で、売掛金の取引先別残高をチェックできます。

コツ3:期限を過ぎたらすぐ連絡する

支払期限を過ぎても入金がない場合は、1〜3日以内に連絡しましょう。「確認のお願い」というトーンで、角が立たないように伝えるのがポイントです。

コツ4:取引開始時に支払条件を書面で合意する

新しい取引先とは、最初に支払条件(締め日・支払日・振込手数料の負担)を書面やメールで合意しておきましょう。

コツ5:売掛金の年齢管理をする

「30日以内」「30〜60日」「60日以上」と、売掛金を経過日数で分類する方法です。60日を超えている売掛金は回収リスクが高いので、優先的に対応しましょう。

売掛金でよくある間違い

間違い1:入金されてから売上を計上する

「お金が入ってから売上にすればいいでしょ?」と思いがちですが、会計上は「サービスを提供した時点」で売上を計上するのが原則です(発生主義)。

間違い2:源泉徴収分を忘れる

取引先が源泉徴収をしている場合、請求額と入金額が異なります。差額は「事業主貸」や「仮払税金」で処理します。freeeでは源泉徴収の設定をオンにしておけば、自動で対応してくれます。

間違い3:消込を忘れて売掛金が残り続ける

入金があったのに消込をしないと、帳簿上は永遠に売掛金が残ります。確定申告で「売掛金の残高がおかしい」となる前に、こまめに消込しましょう。

まとめ

売掛金は、フリーランスや小規模事業者にとって身近な勘定科目です。仕組みを理解してfreeeで管理すれば、入金漏れもなくなり、正確な帳簿をキープできます。

「請求書を出す → 入金を確認する → 消込する」。この3ステップを習慣にしましょう。


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