『貸方』『借方』がわからなくてもfreeeは使える?最低限の理解
「貸方」「借方」は会計最大のハードル
会計の勉強を始めて、最初にぶつかる壁。それが「貸方(かしかた)」「借方(かりかた)」です。
「貸してるの?借りてるの?」「左と右?なぜ?」「全然意味がわからない」
安心してください。この疑問は、会計を学ぶ人の99%が持つ感想です。そして、freeeを使うだけなら、完璧に理解する必要はありません。
最低限これだけ知っていればOK
借方 = 左側
「お金がどこにあるか」「何に使ったか」を書く側です。
貸方 = 右側
「お金がどこから来たか」「どうやって手に入れたか」を書く側です。
例:1万円の文房具を現金で買った
借方:消耗品費 10,000円 / 貸方:現金 10,000円
- 借方(左):お金を文房具に使った(消耗品費が増えた)
- 貸方(右):現金から出ていった(現金が減った)
左右の金額は必ず一致します。これが「複式簿記」の基本ルールです。
なぜ「貸」「借」という名前なのか
正直に言うと、名前の由来は気にしないほうがいいです。歴史的な経緯で「借方」「貸方」と呼ばれるようになっただけで、現代の意味と名前は一致していません。
「借りる」「貸す」の意味で覚えようとすると、かえって混乱します。「借方=左、貸方=右」と記号的に覚えるのが一番です。
覚え方のコツ:「かりかた」の「り」は左に払う → 借方は左。「かしかた」の「し」は右に払う → 貸方は右。
freeeでは借方・貸方を意識しなくていい
ここが大事なポイントです。
freeeは、借方・貸方の入力を「取引登録」という形式に置き換えました。
- 「支出」を選んで「消耗品費」「現金から」と入力
- freeeが裏側で「借方:消耗品費 / 貸方:現金」に自動変換
つまり、「何にいくら払ったか」「どこから払ったか」を入力するだけで、借方・貸方はfreeeが自動で処理してくれます。
知っておくと便利な場面
仕訳帳を見るとき
freeeの「レポート」→「仕訳帳」を開くと、借方・貸方の形式で表示されます。税理士とやりとりするときも仕訳形式が使われることが多いので、「左が借方、右が貸方」くらいはわかっていると話がスムーズです。
振替伝票を使うとき
freeeの「振替伝票」は、借方・貸方を直接入力する画面です。通常の取引登録では対応できない複雑な仕訳(減価償却、決算整理など)で使います。
ただし、フリーランスが振替伝票を使う場面は限られているので、最初のうちは気にしなくて大丈夫です。
残高がおかしいとき
「なぜか残高が合わない」というとき、仕訳を見て借方・貸方が正しいか確認する必要があることがあります。どちらかが逆になっていると、金額が二重にカウントされたり、消えたりします。
複式簿記は「完璧に理解する」必要はない
複式簿記の全体像を理解するには、簿記3級レベルの学習が必要です。でも、freeeを使って確定申告するだけなら、そこまでの知識は不要です。
- 借方は左、貸方は右
- 左右の金額は一致する
- freeeが自動で処理してくれる
この3つだけ押さえておけば、freeeの操作で困ることはほとんどありません。
簿記の知識なしで経理をしたいなら
借方・貸方の世界に深入りしたくない方は、フリーフリー がおすすめです。AIが仕訳を自動生成するので、複式簿記を一切意識せずに正しい帳簿が完成します。