税理士に頼む vs 会計ソフトで自力|コスパ比較と判断基準
税理士に頼むか、自分でやるか
フリーランスが毎年悩むテーマです。
税理士に頼めば楽だけど費用がかかる。自分でやれば安いけど時間がかかる。
この記事では、コスパと手間の両面から比較します。
費用の比較
税理士に依頼する場合
フリーランスが税理士に依頼する費用の目安です。
- 確定申告のみ:10〜20万円/年
- 月次顧問+確定申告:月額1〜3万円+決算料(年間20〜50万円)
- 記帳代行を含む場合:さらに月額1〜2万円追加
年間売上500万円のフリーランスが確定申告だけ依頼する場合、15万円前後が相場です。
会計ソフトで自力の場合
- freee:年額11,760〜23,760円
- マネーフォワード:年額10,560〜11,760円
- 弥生:年額11,330円(初年度無料あり)
年間1〜2.4万円程度です。税理士の10分の1以下です。
時間の比較
税理士に依頼する場合
あなたの作業時間はほぼゼロです。領収書やレシートを渡すだけ。確定申告の時期に少し打ち合わせがあるくらいです。
月間の作業時間:0〜1時間
会計ソフトで自力の場合
日々の帳簿づけと、年に1回の確定申告作業が必要です。
- 日々の帳簿づけ:月2〜5時間
- 確定申告:10〜20時間(初年度はもっとかかる)
年間の作業時間:30〜80時間程度
コスパの計算
あなたの時給を3,000円と仮定します。
自力の場合
- 会計ソフト:年間2万円
- 自分の作業時間:50時間 × 3,000円 = 15万円
- 合計コスト:約17万円(うち15万円は機会費用)
税理士依頼の場合
- 税理士費用:年間15万円
- 自分の作業時間:5時間 × 3,000円 = 1.5万円
- 合計コスト:約16.5万円
機会費用を含めると、実は大差ないケースも多いです。
こんな人は税理士がおすすめ
年収が高い人
年収1,000万円を超えると、税務が複雑になります。消費税の申告、節税対策、法人化の検討など、専門知識が必要な場面が増えます。
時間がない人
本業に集中したいフリーランスにとって、経理に使う50時間は大きいです。その時間を本業に充てたほうが稼げるなら、税理士に頼むのが合理的です。
税務に不安がある人
「間違えたらどうしよう」という不安が大きい方は、税理士に任せることで安心感が得られます。税務調査が入った場合も、税理士がいれば対応してもらえます。
経費の種類が多い人
飲食業や小売業など、取引の数が多い方は帳簿づけの手間が膨大です。
こんな人は会計ソフトで自力がおすすめ
年収が低い人
年収300万円以下の場合、税理士費用15万円は大きな負担です。会計ソフトで自力のほうがコスパがいいです。
取引がシンプルな人
エンジニア、デザイナー、ライターなど、取引先が少なく経費もシンプルなフリーランスは、会計ソフトだけで十分対応できます。
経理を理解したい人
自分のお金の流れを把握することは、経営判断に直結します。自力でやることで、事業の数字が見えるようになります。
ITリテラシーが高い人
会計ソフトの操作に抵抗がない方は、自力でも効率よく処理できます。
折衷案もある
確定申告だけ税理士に依頼
日々の帳簿づけは自分でやり、確定申告の作成だけ税理士に依頼するパターンです。費用は5〜10万円程度に抑えられます。
スポットで税理士に相談
顧問契約はせず、わからないことがあった時だけ相談するパターンです。1回5,000〜1万円程度で相談できる税理士もいます。
税理士紹介サービスを使う
freeeやマネーフォワードには、税理士紹介サービスがあります。自分に合った税理士を見つけやすいです。
年収別の判断目安
| 年収 | おすすめ | |------|---------| | 〜300万円 | 会計ソフトで自力 | | 300〜600万円 | 会計ソフト+必要に応じてスポット相談 | | 600〜1,000万円 | 確定申告のみ税理士依頼を検討 | | 1,000万円〜 | 税理士の顧問契約を推奨 |
まとめ
- 費用だけ見ると会計ソフトが圧倒的に安い
- 機会費用を含めると差は縮まる
- 年収と取引の複雑さで判断するのが合理的
- 折衷案(確定申告だけ依頼)もあり
会計ソフトの操作が面倒な方は、フリーフリーをお試しください。AIが仕訳を自動化するので、自力でやる場合の作業時間を大幅に短縮できます。