法人の経理体制の作り方|1人でも回る仕組み
1人法人でも経理は回ります。仕組みを作れば月2時間で完了
法人を設立したら経理業務が発生します。経理担当者を雇えない小規模法人でも、クラウド会計と自動化で効率的に回す方法があります。
法人の経理業務一覧
| 業務 | 頻度 | 所要時間(自動化後) | |------|------|---------------------| | 取引の記帳 | 日次〜週次 | 月30分 | | 請求書の発行 | 月次 | 月15分 | | 経費精算 | 月次 | 月15分 | | 給与計算(役員報酬) | 月次 | 月10分 | | 社会保険料の納付 | 月次 | 月5分 | | 源泉所得税の納付 | 月次 or 半年 | 月5分 | | 月次決算 | 月次 | 月30分 | | 年次決算・法人税申告 | 年次 | 税理士に依頼推奨 |
経理体制の3本柱
1. クラウド会計ソフト
freeeなどのクラウド会計ソフトを導入します。
自動化できること:
- 銀行口座・クレカの明細自動取込
- 勘定科目の自動提案
- 請求書の作成・管理
- 固定取引の自動登録
口座連携を設定すれば、取引の8割は自動で記帳されます。
2. キャッシュレス化
現金取引を最小限にすることが経理効率化の鍵です。
- 経費の支払いは法人カードで統一
- 交通費はモバイルSuica
- 小口現金は廃止
すべての支出が電子データとして残るため、手入力がほぼ不要になります。
3. ルーティン化
経理作業を曜日や日付で固定します。
- 毎週月曜:先週の取引を確認・承認(15分)
- 月末:請求書の発行(15分)
- 翌月5日:前月の月次決算チェック(30分)
- 翌月10日:源泉所得税の納付
自分でやるべき業務と外注すべき業務
自分でやるべき:
- 日々の取引確認・承認
- 請求書の発行
- 経費の記録
- 月次の数字チェック
外注すべき:
- 年次決算・法人税申告 → 税理士
- 社会保険の手続き → 社労士(または自分で)
- 給与計算(従業員がいる場合) → 給与計算ソフト or 社労士
法人税の申告は個人の確定申告より複雑です。税理士への依頼を強くおすすめします。年間顧問料は10万円〜30万円が相場です。
書類の管理方法
電子帳簿保存法への対応: 2024年1月からデジタル取引のデータ保存が義務化されています。
- メールで届いた請求書 → PDFで保存
- クラウドサービスの領収書 → スクリーンショットで保存
- 紙の領収書 → スキャンして保存
freeeのファイルボックス機能を使えば、レシートや請求書をスマホで撮影してクラウドに保存できます。
月次決算のチェックポイント
月に1回、以下を確認します。
- 売上の計上漏れがないか
- 未入金の請求書がないか
- 経費の計上漏れがないか
- 預金残高が帳簿と一致しているか
- 前月比で異常な増減がないか
まとめ
法人の経理は、クラウド会計+キャッシュレス+ルーティン化で1人でも回ります。年次決算は税理士に任せ、日々の記帳に集中しましょう。
フリーフリーなら、freeeと連携して法人の経理体制構築をサポートします。