社長が自分で経理をやるべき?外注すべき?判断基準
「自分でやるか、任せるか」の正解は一つではない
社長が自分で経理をやるべきか。この問いに唯一の正解はありません。会社の規模、業種、社長の性格によって最適解は変わります。
ただし、判断基準はあります。この記事では、自社にとっての最適解を見つけるための考え方を解説します。
自分でやるべき人の特徴
1. 売上が年商3,000万円以下
取引数が少ないうちは、社長自身でも月数時間で経理が完了します。外注費をかけるメリットが薄い段階です。
2. 数字に強くなりたい
経理を自分でやると、お金の流れが手に取るようにわかります。経営判断のスピードが格段に上がります。
3. AIツールを使いこなせる
freeeなどのクラウド会計ソフトを使えば、記帳の手間は大幅に減ります。AIの力を借りれば、経理初心者でも対応可能です。
外注すべき人の特徴
1. 売上が年商5,000万円以上
取引数が増えると、記帳だけで月10時間以上かかることもあります。社長の時間単価を考えると、外注のほうが合理的です。
2. 本業が忙しすぎる
営業や開発に全力を注ぐ必要がある時期は、経理を外注して本業に集中するのが正解です。
3. 経理が苦手でストレスになる
苦手な作業をストレスを抱えながら続けるのは非効率です。得意な人に任せて、自分は得意な仕事に集中しましょう。
ハイブリッド型という選択肢
「全部自分」か「全部外注」の二択ではありません。
- 日常の記帳は自分で(AIツールで効率化)
- 給与計算は外注
- 決算・申告は税理士に依頼
このように、業務ごとに分けるハイブリッド型が、中小企業にはもっとも現実的です。
判断のためのチェックリスト
以下に多く当てはまるほど、自分でやるメリットが大きいです。
- □ 月の取引件数が100件以下
- □ 数字を見るのが好き(または苦ではない)
- □ 資金繰りをリアルタイムで把握したい
- □ コストを最小限にしたい
- □ 会計ソフトの操作に抵抗がない
以下に多く当てはまるほど、外注するメリットが大きいです。
- □ 月の取引件数が200件以上
- □ 本業で1日8時間以上使っている
- □ 経理のことを考えると憂鬱になる
- □ 正確さに自信がない
- □ 従業員が5人以上いる
まとめ
大切なのは「経営に必要な数字を把握できているか」です。自分でやるにしろ外注するにしろ、試算表の見方と資金繰りの把握は社長自身がやるべきです。
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