freeeでインボイス制度に対応する設定方法|請求書と仕訳
freeeのインボイス設定、ちゃんとできていますか?
インボイス登録は済んだ。でもfreeeの設定がよくわからない。
そんな方は意外と多いです。登録番号を取得しただけでは、freeeから発行する請求書は自動的にインボイス対応になりません。設定が必要です。
この記事では、freeeで必要な設定を順番に解説します。
設定1:登録番号の入力
まずは自分の登録番号をfreeeに設定しましょう。
- freeeにログイン
- 「設定」→「事業所の設定」を開く
- 「基本情報」タブを選択
- 「適格請求書発行事業者の登録番号」の欄にT+13桁を入力
- 保存する
これで請求書に登録番号が自動で印字されるようになります。
設定2:請求書テンプレートの確認
登録番号を設定したら、請求書のプレビューを確認しましょう。
freeeの請求書テンプレートは、インボイスの必須記載事項に対応しています。ただし、以下の点を確認してください。
- 登録番号が表示されているか
- 税率ごとの合計額が表示されているか
- 税率ごとの消費税額が表示されているか
- 適用税率が明記されているか
テスト請求書を1枚作って、プレビューで確認するのがおすすめです。
設定3:取引先のインボイス登録状況を管理
仕入先や外注先がインボイス登録しているかを管理する必要があります。
- 「設定」→「取引先」を開く
- 各取引先の編集画面を開く
- 「適格請求書発行事業者の登録番号」を入力
- 未登録の取引先は空欄のまま
取引先の登録番号は、国税庁の「適格請求書発行事業者公表サイト」で検索できます。
仕訳での注意点
インボイスありの仕入
通常どおり、消費税を全額控除できます。freeeで取引を登録する際、「インボイス」の項目で「あり」を選択します。
インボイスなしの仕入
経過措置が適用されます。freeeで「インボイスなし」を選択すると、自動的に経過措置の控除率が適用されます。
- 2026年9月まで:80%控除
- 2026年10月〜2029年9月:50%控除
freeeでの操作手順
- 取引を登録する
- 「インボイス」欄を確認
- 適格請求書がある → 「あり」を選択
- 適格請求書がない → 「なし」を選択
- freeeが自動で税額を計算
消費税の申告設定
インボイス登録をして課税事業者になった方は、消費税の申告設定も必要です。
- 「設定」→「事業所の設定」を開く
- 「詳細設定」タブを選択
- 「消費税」のセクションで課税方式を選択
選択肢は以下の3つです。
- 2割特例:売上の消費税の20%を納税。もっとも簡単
- 簡易課税:業種別のみなし仕入率で計算
- 本則課税:実際の仕入額で計算。帳簿管理が大変
免税事業者からインボイス登録した方は、まず2割特例を選ぶのがおすすめです。
2割特例をfreeeで設定する
- 消費税の設定で「2割特例」を選択
- 確定申告時に2割特例で計算される
- 事前届出は不要(freee上の設定のみ)
よくあるトラブル
登録番号が請求書に表示されない
事業所設定で番号を入力した後、テンプレートの更新が必要な場合があります。請求書の編集画面で再度保存し直してみてください。
経過措置の控除率が正しくない
freeeのバージョンが古いと、経過措置の計算が正しくないことがあります。最新版にアップデートしてください。
消費税の申告書が作れない
消費税の申告設定が未完了の可能性があります。事業所設定の消費税セクションを確認しましょう。
まとめ
- 登録番号をfreeeの事業所設定に入力するのが第一歩
- 請求書テンプレートのプレビューで記載事項を確認
- 取引先のインボイス登録状況も管理する
- 消費税の課税方式は2割特例がおすすめ
freeeの設定が面倒に感じる方は、フリーフリーもご検討ください。初期設定はAIガイドに沿って進めるだけ。インボイス対応の帳簿づけが自動化されます。