【2026年版】freee vs マネーフォワード vs 弥生|フリーランス向け会計ソフト徹底比較
フリーランスの会計ソフト、結局どれがいい?
フリーランスが会計ソフトを選ぶとき、候補に挙がるのはfreee、マネーフォワード、弥生の3つです。どれも確定申告に必要な機能は揃っていますが、使い勝手や得意分野には違いがあります。
この記事では、料金・機能・使いやすさ・AI機能・サポートの5つの軸で徹底比較します。
3つの会計ソフトの概要
freee会計
2012年創業のfreee株式会社が提供。「スモールビジネスを、世界の主役に」がミッション。クラウド会計の先駆者で、経理の自動化に最も積極的です。
マネーフォワード クラウド確定申告
2012年創業のマネーフォワードが提供。家計簿アプリで培った金融データ連携技術が強み。会計以外にも請求書、経費、給与など幅広いクラウドサービスを展開。
やよいの青色申告 オンライン / やよいの白色申告 オンライン
1978年創業の弥生株式会社が提供。会計ソフト市場で40年以上の歴史を持つ老舗。デスクトップ版を含めたシェアは国内最大級です。
比較1:料金
月額料金(税抜、個人事業主向け)
| プラン | freee | マネーフォワード | 弥生 | |---|---|---|---| | 最安 | スターター 1,480円/月 | パーソナルミニ 1,078円/月 | セルフ 11,330円/年(月約944円) | | 標準 | スタンダード 2,680円/月 | パーソナル 1,628円/月 | ベーシック 18,975円/年(月約1,581円) | | 上位 | プレミアム 年払いのみ | パーソナルプラス 3,278円/月 | トータル 26,400円/年(月2,200円) |
最もコスパが良いのは弥生です。セルフプランは月額換算で約944円。さらに初年度無料キャンペーンが頻繁に行われています。
ただし、弥生のセルフプランには電話・チャットサポートがありません。サポートが必要ならベーシックプラン以上が必要です。
freeeはやや高めですが、機能の充実度とAI活用の先進性を考えると、コストに見合う価値があります。
無料トライアル
- freee:30日間無料(全機能利用可)
- マネーフォワード:1か月間無料
- 弥生:初年度無料プランあり(白色申告は完全無料)
比較2:機能
基本機能(すべてのプランで利用可能)
| 機能 | freee | マネーフォワード | 弥生 | |---|---|---|---| | 銀行・カード連携 | 3,200以上 | 2,400以上 | YAYOI SMART CONNECT | | 自動仕訳 | AI学習あり | AI学習あり | ルールベース中心 | | レシートOCR | あり | あり | あり | | 確定申告書作成 | あり | あり | あり | | e-Tax連携 | あり | あり | あり | | 請求書作成 | あり | あり(別サービス) | あり(Misoca連携) | | 消費税申告 | あり | あり | あり |
基本機能はほぼ横並びです。銀行・カード連携の対応数はfreeeがリードしていますが、主要な金融機関はどのソフトでもカバーされています。
差がつくポイント
freeeの強み:取引の自動登録画面がシンプル。メモやタグで細かく管理できる。ファイルボックスで証憑管理が一元化。MCP対応でAIエージェント連携が可能。
マネーフォワードの強み:仕訳ルールの手動設定が柔軟。複数サービス(経費、請求書、給与)のバンドルが充実。家計簿アプリとの連携。
弥生の強み:伝統的な帳簿形式に慣れている方に使いやすい。仕訳帳・総勘定元帳のUIが見やすい。税理士との連携がスムーズ(利用している税理士が多い)。
比較3:使いやすさ
初心者にやさしいのはfreee
freeeは「簿記の知識がなくても使える」をコンセプトに設計されています。取引の登録画面では、借方・貸方ではなく「収入」「支出」という直感的な表現が使われています。
確定申告書の作成も質問形式で、「医療費は10万円を超えましたか?」「ふるさと納税はしましたか?」と答えていくだけで完成します。
簿記の知識があるならマネーフォワードや弥生
簿記の知識がある方は、マネーフォワードや弥生の方が使いやすいと感じる場合があります。仕訳帳や総勘定元帳など、従来型の帳簿に近いUIが用意されているためです。
特に弥生は、デスクトップ版「弥生会計」から移行するユーザーが多く、画面の構成が近いため違和感なく使えます。
比較4:AI機能
AI活用はfreeeがリード
| AI機能 | freee | マネーフォワード | 弥生 | |---|---|---|---| | AI自動仕訳 | 高精度(学習型) | 高精度(学習型) | 中程度 | | AIチャット | あり(freee AI) | 限定的 | なし | | MCP対応 | あり(OSS公開済み) | なし | なし | | AIレポート分析 | 一部対応 | なし | なし |
freeeは2026年3月にMCPサーバーをOSSで公開し、Claude DesktopやCursorからの操作に対応しました。AI活用という観点では、他社を一歩リードしています。
マネーフォワードもAI仕訳の精度は高いですが、AIチャットやMCP連携はまだ対応していません。弥生はAI活用では控えめで、従来型の機能提供に注力しています。
比較5:サポート
| サポート | freee | マネーフォワード | 弥生 | |---|---|---|---| | チャットサポート | スタンダード以上 | パーソナル以上 | ベーシック以上 | | 電話サポート | プレミアムのみ | パーソナルプラスのみ | ベーシック以上 | | メールサポート | 全プラン | 全プラン | 全プラン | | 税理士紹介 | あり | あり | あり |
電話サポートの充実度は弥生が上です。ベーシックプラン(月約1,581円)から電話サポートが利用でき、freee(プレミアムのみ)やマネーフォワード(パーソナルプラスのみ)よりハードルが低いです。
結論:バランスで選ぶならfreee
こんな人にはfreeeがおすすめ
- 簿記の知識がない、または最小限
- 経理の自動化を最大限に活用したい
- AI機能に興味がある
- シンプルな画面で迷わず操作したい
こんな人にはマネーフォワードがおすすめ
- 月額料金を抑えたい
- 簿記の基礎知識がある
- 家計簿アプリと連携したい
- 経費精算や請求書もまとめて管理したい
こんな人には弥生がおすすめ
- 初年度の費用をゼロにしたい
- 電話サポートを重視する
- 税理士と一緒に使いたい(弥生を使う税理士が多い)
- 従来型の帳簿UIに慣れている
総合的なバランスでは、freeeが最もおすすめです。AI機能の先進性、初心者へのわかりやすさ、確定申告までの一気通貫の体験が優れています。
まとめ:まずは無料で試そう
3社とも無料トライアルがあります。迷ったら、まずfreeeの30日間無料トライアルを試してみてください。操作感を確かめてから決めるのが一番確実です。
freeeの使い方や会計ソフトの選び方で迷ったら、フリーフリーにLINEでご相談ください。あなたの状況に合ったソフトと使い方をアドバイスします。