確定申告に間に合わない!期限直前でもできること・期限後の対処法
期限が迫っているのに何もしていない
3月15日が近づいている。なのに帳簿をつけていない。領収書も整理していない。そもそも何から始めればいいかわからない。
焦りますよね。その気持ち、よくわかります。
でも、パニックになる前にこの記事を読んでください。まだできることはあります。そして、万が一間に合わなくても、世界が終わるわけではありません。
期限直前(残り数日)にやるべきこと
優先度1:売上を正確に把握する
経費は後からでも修正できます。でも売上の漏れは「脱税」と見なされるリスクがあります。
まず、1年分の売上をすべて確認してください。
- 銀行口座の入金履歴を確認
- 請求書の発行履歴を確認
- 現金で受け取った売上がないか思い出す
優先度2:経費はざっくりでOK
残り数日では、経費を一つずつ完璧に仕訳するのは無理です。
銀行口座とクレジットカードの明細を見て、大きな経費だけ拾いましょう。家賃、通信費、外注費など、金額が大きいものを優先。
細かい経費(数百円のコンビニ支出など)は、漏れても税額への影響は小さいです。
優先度3:控除の書類を探す
以下の書類があれば、税金を減らせます。
- 国民健康保険・国民年金の証明書
- 生命保険の控除証明書
- ふるさと納税の受領証明書
- iDeCoの証明書
見つからなければ、なくても申告は可能です(控除が受けられないだけ)。後から「更正の請求」で追加することもできます。
優先度4:申告書を作成して提出
freeeを使っているなら、帳簿の数字をもとに確定申告書が自動作成されます。
使っていなければ、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で作成できます。e-Taxなら3月15日の23時59分まで提出可能です。
間に合わなかった場合のペナルティ
期限に間に合わなかった。やってしまった。
でも、落ち着いてください。ペナルティはありますが、致命的ではありません。
期限後申告のペナルティ
1. 無申告加算税
本来の税額に対して上乗せされる税金です。
- 自主的に期限後申告した場合:5%
- 税務署から指摘されてから申告した場合:15%〜20%
ポイントは「自主的に」という部分。税務署から連絡が来る前に自分で申告すれば、5%で済みます。
※ さらに特例があります。期限後1か月以内に自主申告し、期限内に全額納付していれば、無申告加算税は免除されます。
2. 延滞税
納付が遅れた日数に応じてかかる利息のような税金です。
- 最初の2か月:年2.4%程度
- 2か月以降:年8.7%程度
金額が小さければ、延滞税もわずかです。
3. 青色申告特別控除の減額
65万円の青色申告特別控除を受けている場合、期限後申告だと10万円に減額されます。
これが実は一番痛い。55万円の控除が減ることで、所得税・住民税・国民健康保険料すべてに影響します。
期限後でもやるべきこと
できるだけ早く申告する
遅れれば遅れるほど、延滞税が増えます。間に合わなかったとわかった時点で、すぐに準備を始めてください。
1日でも早く提出することが重要です。
納税は先に済ませる
申告書の提出が遅れても、納税だけ先に済ませることができます。概算でいいので、税額を見積もって納付しましょう。延滞税の計算は「納付日」が基準です。
税務署に相談する
事情がある場合(災害、病気など)は、税務署に相談すると期限延長が認められることがあります。「相談した」という事実が、後々有利に働くこともあります。
来年こそ間に合わせるために
毎年この記事を読む羽目にならないために。
帳簿を溜めない仕組みを作る
確定申告に間に合わないのは、帳簿が整っていないから。帳簿が整っていれば、申告書の作成は1時間もかかりません。
毎週15分だけ経理の時間を取る。たったこれだけで、来年は余裕で間に合います。
11月に一度チェックする
年末になってから慌てないように、11月の時点で一度帳簿の状態を確認しましょう。未処理が溜まっていれば、12月中に片付けられます。
そもそも帳簿を自動化する
手動で帳簿をつけるから溜まるのです。自動化すれば、溜まりようがありません。
フリーフリー は、AIが明細を自動で仕訳するサービスです。帳簿が常に最新の状態に保たれるので、確定申告の時期に慌てることがなくなります。来年こそは、余裕を持って申告しましょう。