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引っ越し費用は経費になる?個人事業主の引っ越し仕訳

結論:事業用事務所なら全額経費、自宅兼なら按分

引っ越し費用が経費になるかは、引っ越しの目的によります。

| ケース | 経費にできるか | |--------|----------------| | 事業用事務所の移転 | 全額OK | | 自宅兼事務所の引っ越し | 按分でOK | | 完全にプライベートの引っ越し | NG |

事業用事務所の移転 → 全額経費

事業専用の事務所を移転する場合は、引っ越し費用の全額を経費にできます。

引っ越し費用の内訳と勘定科目

| 費用 | 勘定科目 | |------|----------| | 引っ越し業者への支払い | 雑費 | | 新事務所の敷金・保証金 | 差入保証金(資産) | | 新事務所の礼金(20万円未満) | 地代家賃 or 雑費 | | 新事務所の礼金(20万円以上) | 長期前払費用(償却) | | 新事務所の仲介手数料 | 支払手数料 | | 旧事務所の原状回復費用 | 修繕費 | | 住所変更の届出費用 | 雑費 |

仕訳例:事務所移転の引っ越し代 150,000円

| 借方 | 貸方 | |------|------| | 雑費 150,000円 | 普通預金 150,000円 |

摘要に「事務所移転 旧所在地→新所在地」と記載しておきましょう。

自宅兼事務所の引っ越し → 按分

自宅兼事務所の引っ越しは、事業使用割合で按分します。

按分の計算例

引っ越し費用:200,000円 事業使用割合:30%(部屋の面積ベース)

→ 経費にできる金額:200,000円 × 30% = 60,000円

新居の家賃・敷金等も按分

引っ越し先の家賃や敷金も、同じ割合で按分します。

  • 家賃 100,000円 × 30% = 30,000円/月(地代家賃)
  • 敷金 200,000円 × 30% = 60,000円(差入保証金)

敷金・保証金の注意点

敷金・保証金は「経費」ではなく「資産」です。退去時に返還されるため、支払った時点では経費にならず、「差入保証金」として資産計上します。

退去時に原状回復費用を差し引かれた場合、差し引かれた分は「修繕費」として経費にできます。

礼金の処理

礼金は金額によって処理が変わります。

  • 20万円未満 → 支払った年の経費(雑費 or 地代家賃)
  • 20万円以上 → 長期前払費用として5年で償却

freeeでの管理

引っ越しは一度きりのイベントなので、自動登録ルールは不要です。発生した費用を一つずつ仕訳しましょう。敷金は「差入保証金」として固定資産に登録することを忘れずに。

まとめ

引っ越し費用は事業に関連する部分が経費にできます。敷金は資産、礼金は金額で処理が変わるので要注意です。フリーフリーを使えば、引っ越しに関わる複数の仕訳もAIが科目を自動判定してくれます。

経理の知識、いりません。

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