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携帯電話の本体代の勘定科目|一括購入と分割の違い

結論:金額で勘定科目が変わる

携帯電話(スマホ)の本体代は、購入金額によって勘定科目が変わります。10万円未満なら「消耗品費」、10万円以上なら「工具器具備品」として減価償却です。

10万円未満:消耗品費で一括経費

購入金額が税込10万円未満なら「消耗品費」で一括経費にできます。

消耗品費 80,000円 / 現金 80,000円
(業務用スマートフォン購入)

10万円以上20万円未満:一括償却資産も選べる

10万円以上20万円未満なら、3つの処理方法があります。

  1. 一括償却資産:3年で均等償却(白色・青色どちらもOK)
  2. 少額減価償却資産の特例:一括経費(青色申告のみ、年間300万円まで)
  3. 通常の減価償却:耐用年数10年で償却

実務では、青色申告なら少額減価償却資産の特例を使うのが一番有利です。

20万円以上30万円未満

青色申告なら「少額減価償却資産の特例」で一括経費にできます。白色申告なら通常の減価償却です。

30万円以上

「工具器具備品」として資産計上し、耐用年数10年で減価償却します。

工具器具備品 150,000円 / 現金 150,000円
(業務用スマートフォン購入)

分割払いの場合の仕訳

キャリアの分割払い(24回・36回など)の場合、購入時に全額を資産計上し、毎月の支払いを未払金の返済として処理します。

購入時

工具器具備品 120,000円 / 未払金 120,000円
(スマートフォン分割購入 24回払い)

毎月の支払い時

未払金 5,000円 / 現金 5,000円
(スマートフォン分割代金)

毎月の支払額を経費にするのではなく、あくまで資産計上した金額を減価償却で経費にしていく点に注意してください。

プライベート兼用は按分が必要

仕事とプライベートの両方でスマホを使っている場合は、業務使用割合で按分します。

一般的な按分割合は50〜70%程度です。通話履歴やアプリの使用状況から合理的に算出してください。

まとめ

| 金額 | 勘定科目 | 処理方法 | |------|---------|---------| | 10万円未満 | 消耗品費 | 一括経費 | | 10〜20万円 | 工具器具備品 | 一括償却 or 特例 or 減価償却 | | 20〜30万円 | 工具器具備品 | 特例(青色)or 減価償却 | | 30万円以上 | 工具器具備品 | 減価償却(10年) |

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