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フリーランスデザイナーの経費と確定申告|Adobe・フォント・素材費の仕訳

デザイナー特有の経費、ちゃんと計上できていますか?

フリーランスデザイナーは、仕事に必要なツールやサービスが多いです。Adobe Creative Cloud、フォント、ストックフォト、ペンタブ……。月額課金のものも多く、年間にするとかなりの金額になります。

きちんと経費に計上すれば、税金を正しく抑えられます。この記事では、デザイナーが迷いやすい経費の仕訳方法をまとめました。

ソフトウェア・サブスクリプションの経費

デザイナーが日常的に使うソフトウェアの勘定科目を整理します。

| サービス名 | 勘定科目 | 備考 | |------------|----------|------| | Adobe Creative Cloud | 通信費 | 月額・年額どちらも | | Figma | 通信費 | プロプラン以上 | | Canva Pro | 通信費 | | | Sketch | 通信費 | | | フォントサービス(モリサワ等) | 通信費 | | | ストックフォト(Shutterstock等) | 仕入高 or 通信費 | 納品物に使う場合は仕入高も可 |

「通信費」に違和感がある場合は、支払手数料消耗品費でも問題ありません。大事なのは、同じ種類のものを毎年同じ科目で処理することです。

フォント購入費の扱い

フォントの購入方法によって処理が変わります。

  • 月額・年額サブスク:通信費として毎月(または毎年)計上
  • 買い切りフォント(10万円未満):消耗品費として一括計上
  • 買い切りフォント(10万円以上):無形固定資産として減価償却(ただし実務上、10万円以上のフォント購入は稀)

フリーで使えるGoogle Fontsだけでは対応できない案件も多いです。有料フォントへの投資はれっきとした業務経費です。

ハードウェアの経費

ペンタブレット・液晶タブレット

  • 10万円未満:消耗品費
  • 10万円以上30万円未満:少額減価償却資産の特例(青色申告)
  • 30万円以上:工具器具備品として減価償却(耐用年数4年)

Wacom Cintiqなどの高価な液タブは、金額に注意しましょう。

カラーマネジメントモニター

デザイン業務にはカラーキャリブレーション対応モニターが必須です。10万円を超えることも多いので、減価償却が必要になるケースがあります。

素材費・資料費

デザインの仕事に欠かせない素材や資料も経費になります。

  • ストックフォト・イラスト素材:仕入高 or 消耗品費
  • デザイン参考書・雑誌:新聞図書費
  • ポートフォリオ印刷費:広告宣伝費
  • 名刺・ショップカードの印刷:広告宣伝費
  • モックアップ素材:消耗品費

クライアントに提出する印刷物の外注費(印刷会社への発注)は外注費として処理します。

デザイナーの家事按分

自宅で作業するデザイナーは多いです。以下の費用を按分できます。

  • 家賃:作業スペースの面積割合
  • 電気代:作業時間の割合
  • インターネット回線:業務使用割合

デザイン作業はPCの電力消費が大きいため、電気代の按分割合はやや高めに設定しても合理的です。

確定申告の準備

売上の管理

クライアントからの報酬は、源泉徴収されていることが多いです。支払調書が届いたら、源泉徴収額を確認しましょう。確定申告で還付を受けられる可能性があります。

消費税の判断

年間の課税売上が1,000万円を超えると、2年後から消費税の納税義務が発生します。インボイス制度に登録している場合は、売上に関わらず消費税の申告が必要です。

経費の整理タイミング

毎月コツコツ記帳するのが理想です。しかし、クリエイティブな仕事に集中していると、経理は後回しになりがち。気づけば確定申告直前にレシートの山……という経験はありませんか?

経理の負担を減らす方法

デザイナーの本業はデザインです。経理に時間を取られるのはもったいない。

フリーフリーは、AIがレシートの内容を読み取り、勘定科目を自動で判定します。Adobe CCの領収書も、フォントの請求書も、撮影するだけで仕訳完了。デザインに集中できる環境を整えましょう。

経理の知識、いりません。

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