ハンドメイド作家の確定申告|材料費・送料・イベント出展費
ハンドメイド作家として minneやCreemaで販売している方も、一定の収入があれば確定申告が必要です。材料費や送料を正しく経費にして節税しましょう。
確定申告が必要になるライン
専業の場合は所得が48万円を超えたら、副業の場合は所得が20万円を超えたら確定申告が必要です。「所得」は売上から経費を引いた金額です。材料費や送料が多いハンドメイドは、経費をしっかり計上すれば所得を圧縮できます。
経費にできる主な項目
材料費(仕入高)
布、糸、ビーズ、レジン液、金具、革など作品に使う材料はすべて「仕入高」として計上します。100円ショップで買った材料も立派な経費です。レシートを必ず保管してください。
送料・梱包材
作品の発送にかかる送料は「荷造運賃」です。ダンボール、プチプチ(緩衝材)、封筒、テープなどの梱包材も同じく「荷造運賃」で処理します。
プラットフォーム手数料
minneやCreema、BASEなどの販売手数料は「支払手数料」です。売上から手数料が差し引かれて振り込まれる場合でも、売上は手数料込みの総額で計上しましょう。
イベント出展費
ハンドメイドマーケットやクラフトフェアの出展料は「広告宣伝費」として処理します。イベント会場への交通費は「旅費交通費」、什器や看板の制作費は「消耗品費」です。
その他の経費
- 道具類: ハサミ、ニッパー、グルーガン、ミシンなどは「消耗品費」
- 撮影関連: 商品撮影用のライトや背景シートは「消耗品費」
- 通信費: インターネット回線の按分
- 勉強代: ワークショップ参加費は「研修費」
仕訳の具体例
材料を3,000円分購入した場合:
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 仕入高 | 3,000 | 現金 | 3,000 |
minne で売上2,000円、手数料220円の場合:
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 売掛金 | 1,780 | 売上高 | 2,000 | | 支払手数料 | 220 | | |
確定申告の注意点
在庫の棚卸しが必要です。 年末時点で使い切っていない材料は、経費ではなく「期末棚卸高」として資産に計上します。仕入れた材料をすべて経費にはできません。
売上は総額で計上しましょう。 手数料が引かれた振込額を売上にしてしまうと、経費(手数料)が計上できず損をします。
レシートの管理が肝心です。 材料を小口で購入することが多いため、散らかりがちです。月ごとに封筒にまとめるなど工夫しましょう。
まとめ
ハンドメイド作家の経費は材料費と送料が大部分を占めます。日頃からレシートを管理し、棚卸しも忘れずに行いましょう。
freeeでの記帳管理には「フリーフリー」が便利です。材料費の仕訳も迷わず処理できます。