9月は中間チェック!フリーランスの後半戦の経理やること
9月になりました。今年も残り4ヶ月です。確定申告は来年の話だと思っていませんか?
実は、9月の中間チェックが来年の確定申告の楽さを決めます。この記事では、後半戦に向けた経理のやることリストを紹介します。
なぜ9月に中間チェックが必要なのか
9月は1月〜8月の実績が出揃い、年間の着地点が予測しやすくなるタイミングです。
このタイミングで経理を見直すことで、以下のメリットがあります。
- 年間の税額を予測して納税資金を準備できる
- 年末までにできる節税対策を計画できる
- 記帳の漏れを早期に発見・修正できる
- 確定申告の準備が前倒しでできる
中間チェックリスト
チェック1: 記帳の漏れがないか確認
1月〜8月の記帳に漏れがないか確認しましょう。特に以下は漏れがちです。
- 現金で支払った経費
- サブスクリプションの月額費用
- 年1回の支払い(ドメイン代、保険料など)
- 按分すべき固定費
銀行口座の取引明細と帳簿を突合すれば、漏れを発見できます。
チェック2: 売上の推移を確認
1月〜8月の月別売上を確認します。前年と比べてどうか、年間の見込みはいくらか。
年間売上の見込みを計算しておくと、税金の予測に使えます。
月平均売上 × 12ヶ月 = 年間売上の見込み
チェック3: 年間の税金を予測する
売上と経費の見込みから、年間の所得を予測しましょう。
年間売上見込み - 年間経費見込み - 青色申告控除65万円 = 課税所得の見込み
課税所得が分かれば、所得税・住民税・国保料の概算が出せます。
チェック4: 納税資金は足りているか
予測した税金額と、現在の貯蓄・積立額を比較しましょう。
確定申告の所得税(3月)+ 住民税(6月〜)+ 予定納税(7月・11月)+ 国保料 + 国民年金。これらの合計を支払えるだけの資金があるか確認します。
足りない場合は、今から毎月の積立額を増やしましょう。
チェック5: 経費に漏れがないか
見落としがちな経費をリストアップします。
- 自宅の固定費按分(家賃・光熱費・通信費)
- 車関連費用の按分
- 仕事用サブスクリプション
- 書籍・教材費
- 仕事関連のセミナー・研修費
- 取引先との飲食費
年末にまとめて経費を洗い出すより、今の段階で確認しておく方が漏れが少なくなります。
後半戦の節税対策
対策1: 小規模企業共済・iDeCoの掛金を検討
まだ加入していない方は、今からでも加入できます。年内に加入すれば、支払った掛金がその年の所得控除になります。
すでに加入している方は、掛金の増額を検討しましょう。所得が予想以上に多い場合、掛金を上げることで税金を減らせます。
対策2: ふるさと納税の枠を確認
年間の所得見込みから、ふるさと納税の上限額を計算しましょう。年末ギリギリにまとめて寄付するより、今から少しずつ利用した方が返礼品の選択肢が広がります。
対策3: 必要な設備投資の前倒し
来年買おうと思っている仕事用の機材やソフトウェアがあれば、年内に購入することを検討しましょう。30万円未満なら一括で経費にできます。
ただし、節税のためだけの無駄な買い物は本末転倒です。本当に必要なものだけ購入しましょう。
記帳の習慣を立て直す
夏の間に記帳がサボりがちだった方は、9月から仕切り直しましょう。
おすすめは「毎週金曜日の30分」を経理タイムにすること。1週間分のレシートを記録し、売上の請求・入金を確認する。これだけで十分です。
まとめ
9月の中間チェックは、来年の確定申告を楽にするための重要なポイントです。上半期の振り返りと後半の計画を立てて、余裕を持って年末を迎えましょう。
フリーフリーを使えば、売上と経費の集計がいつでもワンクリック。中間チェックが手軽にできるので、年間の税金予測も簡単です。