源泉徴収税率の改正情報|2026年の変更点
2026年の源泉徴収、何が変わる?
源泉徴収制度は毎年のように細かな変更があります。2026年は定額減税の終了や基礎控除引き上げの影響により、源泉徴収税額表が改定される見込みです。
この記事では、フリーランスや中小企業に影響する変更点を整理します。
源泉徴収の基本おさらい
源泉徴収とは、給与や報酬を支払う際に、支払者が所得税を天引きして国に納付する制度です。
給与の場合
毎月の給与から「給与所得の源泉徴収税額表」に基づいて天引きします。扶養人数や社会保険料控除後の金額によって税額が決まります。
報酬の場合
フリーランスへの報酬から源泉徴収する場合、以下の税率が適用されます。
- 100万円以下:10.21%
- 100万円超:20.42%(超過分に対して)
2026年の主な変更点
1. 源泉徴収税額表の改定
基礎控除額の引き上げが実施された場合、月額の源泉徴収税額表が改定されます。同じ給与額でも、天引きされる所得税が少なくなる可能性があります。
毎年1月に国税庁から最新の税額表が公表されるので、必ず確認してください。
2. 定額減税の終了
2024年に実施された定額減税(所得税3万円、住民税1万円の定額控除)は2024年限りの措置でした。2025年分以降は通常の計算に戻っています。
2024年の年末調整で調整しきれなかった分がある場合は、2025年分の確定申告で精算が完了しているはずです。2026年の実務への影響はありません。
3. 報酬の源泉徴収率は変更なし
フリーランスへの報酬に対する源泉徴収率(10.21%/20.42%)は、2026年時点では変更されていません。
実務で注意すべきポイント
給与計算担当者
- 1月から最新の源泉徴収税額表を使う
- 年末調整で過不足を精算する
- 扶養控除等申告書の内容を最新化する
フリーランス
- 請求書に源泉徴収額を記載する場合は正しい税率を使う
- 確定申告で源泉徴収された分を精算する
- 支払調書が届いたら金額を確認する
報酬を支払う側
- 源泉徴収が必要な報酬の範囲を確認する
- 源泉徴収した税金を翌月10日(特例は半年ごと)に納付する
- 支払調書を翌年1月末までに提出する
源泉徴収が必要な報酬一覧
| 報酬の種類 | 源泉徴収 | |-----------|----------| | 税理士・弁護士報酬 | 必要 | | デザイン料 | 必要 | | ライター報酬 | 必要 | | 講演料 | 必要 | | コンサルティング料 | 法人は不要、個人は必要 | | プログラミング報酬 | 原則不要(要確認) |
まとめ
2026年の源泉徴収は、基礎控除引き上げによる税額表改定が主な変更点です。最新の税額表を使い、正確な計算を心がけましょう。
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