TikTokの収益化の確定申告|クリエイター報酬の仕訳
結論:TikTok収益も確定申告の対象、雑所得or事業所得で申告
TikTokで得た収益は所得税の課税対象です。クリエイター報酬、ライブギフト、企業案件いずれも、基準額を超えたら確定申告が必要です。
TikTokの収益化の種類
TikTokで収入が発生する主なケースは以下のとおりです。
- Creativity Program Beta(旧Creator Fund):動画の再生数に応じた報酬
- ライブギフト:ライブ配信中に視聴者から受け取るギフト
- TikTok Series:有料コンテンツの販売
- 企業案件・PR投稿:企業からのタイアップ報酬
確定申告が必要なライン
- 副業(会社員):年間所得20万円超
- 専業:年間所得48万円超
所得とは「収入−経費」の金額です。
Creativity Program Betaの仕訳
月間の報酬が30,000円の場合。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 売掛金 | 30,000 | 売上高 | 30,000 |
PayPalまたは銀行口座への入金時。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 普通預金 | 30,000 | 売掛金 | 30,000 |
PayPal経由の場合、為替手数料が発生することがあります。その場合は差額を「為替差損」で処理します。
ライブギフトの仕訳
ライブギフトはTikTokが手数料を差し引いた金額がクリエイターに入金されます。
ギフトの総額が10,000円相当、クリエイターの取り分が5,000円の場合。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 売掛金 | 5,000 | 売上高 | 5,000 |
ギフトの総額ではなく、実際に受け取る金額を売上として計上します。
企業案件の仕訳
企業案件の報酬は通常、源泉徴収されて支払われます。
案件報酬100,000円、源泉徴収10,210円の場合。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 普通預金 | 89,790 | 売上高 | 100,000 | | 事業主貸 | 10,210 | | |
源泉徴収された税金は、確定申告時に精算されます。
経費にできるもの
TikTok活動に関連する以下の費用は経費にできます。
- スマートフォン(按分)
- 照明・三脚・自撮り棒
- 動画編集アプリのサブスク
- 衣装・小道具(動画撮影専用のもの)
- 通信費(インターネット回線、按分)
- BGM素材の購入費
- 撮影場所のレンタル費
衣装については、日常でも着用するものは経費として認められにくいので注意してください。
海外からの入金に注意
TikTokの報酬はシンガポール法人から支払われることがあります。PayPal経由の場合、為替レートや手数料に注意が必要です。入金日の為替レートで日本円に換算して記帳してください。
まとめ
TikTokの収益は種類を問わず所得税の課税対象です。報酬の種類ごとに正しく仕訳し、経費を漏れなく計上して確定申告に備えましょう。
TikTok収益の確定申告についてわからないことがあれば、フリーフリーにLINEでお気軽にどうぞ。