消込とは?売掛金の回収を記録する作業
消込とは「帳簿上の債権・債務を入金・支払いで消す作業」
消込(けしこみ)は、売掛金や買掛金の残高を、実際の入金や支払いで消していく作業です。簡単に言えば「もらう予定のお金が入ったから、記録を消す」ということです。
なぜ消込が必要なのか
発生主義で記帳すると、売上を計上した時点では「売掛金」が残ります。入金があったら、その売掛金を消す仕訳が必要です。
消込をしないと、帳簿上の売掛金がどんどん膨らんでいきます。実際には回収済みなのに、帳簿では未回収のまま。これでは正確な経営状況がわかりません。
売掛金の消込の流れ
ステップ1:売上を計上する
請求書を発行したタイミングで仕訳を入れます。
売掛金 100,000円 / 売上 100,000円
ステップ2:入金を確認する
銀行口座に入金があったことを確認します。
ステップ3:消込の仕訳を入れる
普通預金 100,000円 / 売掛金 100,000円
これで売掛金の残高がゼロになります。
振込手数料が引かれている場合
取引先が振込手数料を差し引いて支払うケースがあります。
例:10万円の請求に対し、手数料550円を引いた99,450円が入金された
普通預金 99,450円 / 売掛金 100,000円
支払手数料 550円
差額を支払手数料として処理します。
買掛金の消込
買掛金の場合は、支払いによって消込みます。
【仕入時】
仕入 50,000円 / 買掛金 50,000円
【支払時】
買掛金 50,000円 / 普通預金 50,000円
消込のポイント
定期的に残高を確認する
月末に売掛金の残高一覧を確認して、消込漏れがないかチェックしましょう。
取引先ごとに管理する
取引先が複数ある場合は、取引先ごとに売掛金の残高を管理します。会計ソフトの「取引先」タグを活用すると便利です。
回収遅延に早く気づく
消込作業を定期的にしていれば、入金の遅れにすぐ気づけます。支払期日を過ぎた売掛金があれば、早めに取引先に確認しましょう。
freeeでの消込方法
freeeでは、口座連携で入金データが自動取得されます。入金データと売掛金を紐づける(消込する)操作は以下の手順です。
- 「自動で経理」画面を開く
- 入金データを選択
- 対応する売掛金の取引を選んで登録
手動で仕訳を書く必要がないので、効率的です。
まとめ
消込は売掛金・買掛金を入金・支払いで消す作業です。定期的に行うことで、帳簿の正確性を保ち、回収漏れの早期発見につながります。
freeeなら消込作業も効率的にできます。フリーフリーでは、freeeの操作方法を初心者向けに解説しています。